悲しみジャニーβ版

ジャニヲタになるつもりじゃなかった飽き性こじらせBBAがジャニーズ楽曲についてひたすら壁打ちするよ!

『味園ユニバース』と日本の地方のミュージックシーン

■すみません、まだ観てません。ただ、オシリペンペンズZuinosin赤犬あふりらんぽオオルタイチらを間近で見てきた人間としては、どうしても語りたかったのです。

 

渋谷すばるさん主演映画に山下監督と赤犬、ペンペンズらが借り出されると聞いた時、関西ゼロ世代に渋谷すばるをぶっこんで撮るものだと思っていた。ただ舞台が千日前ユニバースだと知り、リアルで「ガタッ」となったものだ。これは面白そうだ、と。味園ビルは間違いなく大阪のディープスポットであり、「ユニバース」は大阪のミュージックシーンと深い関わりがあるからだ。なお、音楽好きとして放談する本記事では、あえて「千日前ユニバース」と記したい。ライブやクラブのフライヤーには「味園ユニバース」ではなく「千日前ユニバース」と記されることが多いからだ。

 

■まず、千日前ユニバースについて。恐らく映画では生々しく撮られているだろうから割愛するが、味園ビルは、かつてはキャバレーとして営業されていた地下1階「ユニバース」を含む雑居ビルである。キャバレーとしては閉店した「ユニバース」は、未だにライブやクラブイベントが行われている。ジャニーズ事務所所属のタレントがライブを催すにはあまりに狭すぎるが、クラブイベントやライブをするキャパとしては結構広いのだ。スタイリッシュでソフィスティケイトされた内装ではない辺りも居心地がよいものの、ほこりまみれのベロアの幕やボロボロのソファが壁の周りに放置されている場合、アレルギー持ちの方には辛かろう。ハウスダストに弱い私は、涙を流しながらくしゃみを繰り返したものだ。それでもボロボロの椅子に座って爆音に身を委ね爆睡する。これが非常に心地よい。もう深夜営業はできなくなった名村造船所跡地も千日前ユニバースに負けず劣らず濃い。下記サイトのトップページに登場する画像を見ていただくと、そのボロボロっぽさに驚かれるのではなかろうか。

 

■私の千日前ユニバースとの思い出を語ったところで、次に関西のミュージックシーンについて語りたいが、関西の音楽シーンは大変濃く、はっきり言って私が書くには知識と教養があまりにも足りないのだ。グループサウンズが流行した1960年代から、ブルース、フォーク、ロック、ノイズ、テクノと、独特な歴史を築いてきた。しかも、大阪の音楽シーンは京都の音楽シーンと密接に関わっているので話がややこしくなる。大阪と京都の距離が近いため、そうさせるのだろう。音楽シーンは映画、演劇、文学、アート、お笑いなど、あらゆるカルチャーに刺激を受けて姿かたちを変えてゆく。味園ユニバースに登場する赤犬ZUINOSINオシリペンペンズも、その文脈の中に組み込まれつつあるバンドである。関西で活躍したアーティストの動画を貼ることで、シーンの一部に触れて頂ければ、と思う。非常に荒っぽい紹介をお許しいただきたい。

 

1960年代:ザ・フォーク・クルセダーズ五つの赤い風船

 

1970年代 :村八分憂歌団上田正樹サウス・トゥ・サウス

 

1980年代:非常階段、ハナタラシボアダムス

(ノイズの動画は割愛します。理由はお察し下さい)

 

1990年代:羅針盤アルタード・ステイツ、モダンチョキチョキズくるり

 

関西ゼロ世代*1ZUINOSINあふりらんぽオシリペンペンズ、ミドリ、ウリチパン郡、neco眠る

 

■ただ動画を貼っただけでは音楽シーンを語った気は到底なり得ない、しかし、もう自分の手に負えない! そんな時は他人の力を借りよう! というわけで、関西ミュージックシーンについて記載されたWeb上のアーカイブを片っ端から貼っていく。下記サイトをご覧になった後に『味園ユニバース』をご覧になると、より楽しめる……かも知れない。

 

(1) www -関西ロック年表-

関西の音楽シーンの年表です。その筋の方でないとさっぱりかも知れないが、個人的には眺めるだけで楽しかったりする。あらゆるジャンルを飛び越えた詳細なアーカイブはマジで貴重。『味園ユニバース』に登場するアーティストの記載もある。

山崎マゾの記載がないのは仕様だろうか。

 

(2) www-ロックファイル関西二十世紀-

関西で誕生した、あるいは活躍するアーティストのバイオグラフィ、ディスコグラフィ一覧です。いわゆる関西ゼロ世代の記載はない模様。よって、『味園ユニバース』に登場するアーティストの記載はありません。

お勧めできるアーティストは羅針盤。ある意味お勧めできるアーティストは赤痢。高校生によるガールズバンドでして、意外とポップです。

 

(3) W. -関西サブカルチャー辞典-/top

関西のお笑い、演劇、映画等の文化に関する年表です。音楽に関する記載も多いかも。

 

■自分の知識と教養のなさにうなだれつつ、こんなところで関西ミュージックシーンの紹介まがいのコピペを終えたいと思う。ただ、ミュージックシーンは何も東京と関西だけに存在するわけではない、という主張をシメの言葉に代えさせていただきたい。たとえば、福岡。めんたいロックの発祥地は間違いなく福岡だ。松田聖子浜崎あゆみw-inds.橘慶太等のアイドルを輩出し、ルースターズPanic SmileNumber Girl等の泣く子も黙るかっこいいロックバンドが誕生した、渋い県だ。岩手県盛岡市プログレが熱く、新潟は一昔前はハードコアが熱かったと聞く*2。あえて地元千葉で回し続けたDJ NOBUもいる。ご当地アイドルも有名無名問わず多数存在する。つまり、今も昔も、東京だけが音楽の中心地ではないのだ。関西地区から全国区へ飛び立った関ジャニ∞も、地方のミュージックシーンに名を刻む一組かも知れない。

 

 

■以下、渋谷すばるさんに関する余談。私は、渋谷さんが関西ノイズシーンの重鎮・山塚アイ氏のような瞳孔開ききった野生児っぽいイケメンへと変貌を遂げるのではと踏んでいたのだが、渋谷さんのあの痩せ方を見ていると、山塚アイ的イケメンではなく、チュートリアル福田充徳さんもビックリの激痩せおじいちゃん体型に寄っていくのではないかと危惧している。正直、不安で仕方ない。痩せすぎです、渋谷さん。ジャニーズの山塚アイ目指して、ちょっとは肉をつけて頂いてだな……というわけで、一昔前の山塚アイの画像を張っておきますね。まあイケメン!

http://richseam.com/sites/default/files/styles/artist/public/Yamataka%2BEye%2ByamaEYE.jpg

*1:2000年代以降、関西で活躍したバンドを指す、はず。しかし、こういう造語の胡散臭さたるや。コーンウォール一派やアルゼンチン音響派等を命名した人々はある意味凄い

*2:今も熱いのでしょうか。情報求む