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悲しみジャニーβ版

ジャニヲタになるつもりじゃなかった飽き性こじらせBBAがジャニーズ楽曲についてひたすら壁打ちするよ!

∞にこんな曲を歌って欲しいねん!

■お察しの通り、タイトルは関ジャニ∞の関西ローカルのバラエティ番組「ジャニ勉」の某コーナーを意識しています。週刊文春のメリーさんインタビュー読みました。これについては後日ツッコみます。本当は今すぐ書きたいのだけど、ドラフトに溜めていた本エントリを先にアップ。

 

■バラエティ番組がきっかけで関ジャニ∞にハマったという個人的経緯もあり、まとまりのない団体芸で場を賑やかす関ジャニ∞が大好きだ。特に「ジャニ勉」。東京キー局では考えられない程のびのびと(←ここ重要!)フリーダムに騒ぐ彼らを観ていると、自ずとにんまりしてしまう。ただ、村上信五さんが笑った際に現れる目尻のしわや、渋谷すばるさんの鋭さを伴った容貌を目の当たりにすると(横山裕さんの肌の美しさは規格外だ。あれで33歳なんて信じられん)、そろそろ「30代」がクローズアップされた関ジャニ∞も垣間見たくなるのだ。そもそも20代後半~30代前半の会社員の業務内容は20代前半の新人時代とは異なる。部下も増え、自らが責任を負わなければならなくなる機会も増え、昇進試験も受験し、役職を与えられる、キャリアアップというやつを模索する時期なのだ。にもかかわらず、10代~20代のファンを意識して作られたであろうポップソングを歌い続ける彼らを見るのは、同世代として正直辛い。特に『CloveR』の衣装! 初めて見た時は何の罰ゲームだと驚愕したものだ。Hey! Say! JUMPSexy Zoneのような青少年に着せるならまだしも、おっさんに着せる代物ではない。あれはあかん、あれはあかんやつや!

 

関ジャニ∞のコンサートに行っていないのでファンの年齢層は分かりかねるが、きっと20代以下の若い女性が大多数を占めるだろう。男性アイドルのおっさん要素はうら若き女性にとってマイナスポイントでしかないのかも知れないが、悲しいかな、天地がひっくり返っても若さは取り戻せない。ジャニーズ内外から若い男性アイドルが登場している現在 *1SMAPTOKIOに倣って男性アイドルとしての歳を取り方、キャッキャウフフのお戯れから別の何かへのギアの入れ換えを検討しないと、この先生きのこるのは厳しいのではないだろうか。そこで、今回は30代男性アイドルとして歌って踊っても違和感のない「曲」、おっさんになった関ジャニ∞に歌って欲しい曲について放言したい。


キャリアななめ斬り! (11) TOKIOに学ぶ、キャリアアップに欠かせないもの | マイナビニュース

 

こんな曲を歌って欲しい (1) 色物アイドルの底力を見よ! 黒いグルーヴで老若男女を踊らせる泥臭いファンク歌謡

■21世紀にまさかの演歌でデビューを果たし、フリーダムな団体芸で芸能界をサバイブした色物アイドル、そんな彼等の特色を活かせるのはアメリカ60年代~70年代ファンクではないだろうか。ゲロッパでお馴染みのジェームス・ブラウンや、ファンクをあまりご存知でない方にも満を持してお勧めできるスライ・ストーン、ここで紹介するのが憚れるほど変態ジジイであるジョージ・クリントン率いるP-Funk等、耳にするや否や自然と体が揺れてしまう不思議な魔力がある。


James Brown - Get On Up - YouTube


Sly and The Family Stone- If you want me to stay - YouTube

 

■個人的にファンクを推したい理由は二つある。まず一つ目は、60年代~70年代ファンクが持つ「泥臭さ」「土臭さ」「洗練されていない感じ」「素朴さ」が、ステレオタイプな「大阪」っぽさを演出する素材として機能する点だ。ネクスト『TAKOYAKI in my heart』はぜひこの路線でお願いしたい。ウルフルズ憂歌団やしきたかじん上田正樹、2000年代であれば大西ユカリと新世界など、泥臭いブラック・ミュージックで大阪を歌うアーティストはちらほらいらっしゃる *2

 

■ファンクを推したい理由、二つ目はリズム構成にある。裏拍と16ビートを基本とするファンクは、表拍に重きを置かれた曲に比べ、「若さ」というか、「青臭さ」のような要素が失われるのだ。例えば、今ぱっと思いついた表拍メインの曲はBump Of Chickenの『天体観測』。サビは見事に表拍だ。そういや、裏拍がキーとなるスカを基調とした『がむしゃら行進曲』もイントロは表拍。また、ファンク16ビートに休符込みのフレーズを構築すると、リズム隊以外の楽器もリズムを刻むかのようなアレンジになりやすい。よって、楽曲は「聴かせる」機能より「踊らせる」機能が際立ち、30代男性が集団でわちゃわちゃしながら歌い踊っても違和感がないのである、たぶん。とにかく、関ジャニ∞には多少ソフィスティケイトされた(コッテコテの泥臭さを求めるファンは皆無だ)、しかし適度に泥臭いファンク歌謡を歌い踊って欲しい!

 

■ここで唐突に横山裕さんプレゼンツ、村上信五さんドッキリ企画『Babunマン』について言及したい。学生時代、サークルの先輩の家でP-Funkだかパーラメントだかファンカデリックだかのライブ映像を観せて頂く機会があり、いい歳したおっさんがオムツ姿で歌っているのを見て笑った記憶がある。P-Funkをこよなく愛するレッチリもオムツ姿を披露しているそうだ。股間に靴下をかぶせる衣装でファンの度肝を抜いたレッチリであればオムツ姿など朝飯前だろう。もしかして、『Babunマン』の元ネタはレッチリなのか? レッチリのオムツ映像が見つけられなかったので、代わりにレッチリの元ネタを貼っておく。


Parliament Funkadelic - Cosmic Slop - Mothership ...

 

こんな曲を歌って欲しい (2) 色物アイドルの底力を見よ! お囃子リズムで老若男女を踊らせるシャッフル歌謡

■ファンクと類似しているが、あえて分割した。次に推したいのは、ブルースの特徴の一つ、シャッフルだ。シャッフルとは、三連符の真ん中のビートを抜いたり伸ばすなどして、頭の音符と後ろの音符の長さが変化させたものを指す。百聞は一見にしかずなので、シャッフルビートで演奏されている動画を貼ってみたい。直下の動画を再生していただくと、すぐにシャッフルビートのギターが聴ける。いやー、泥臭いですね、堪らん! 


Robert Johnson "Sweet Home Chicago" - YouTube

 

■ただ、ここまでコッテコテな泥臭い曲は遠慮したい。アメリカのポップ・ミュージックを日本用にローカライズし、歌謡曲として世に送り出した天下のジャニーズのことだ、シャッフルビートも日本人が聴きやすいように絶妙な加工を施してくださるはずだ。日本人がノリやすいシャッフルといえば、沖縄歌謡『ハイサイおじさん』だろうか。シャッフルビートをフューチャーした歌謡曲やJ-POPが思いつかなかったので、詳しい解説はリアルサウンドの記事でお楽しみいただきたい。


沖縄 Okinawa 『ハイサイおじさん』 「喜納昌吉&チャンプルーズ」 - YouTube 


亀田誠治が3連リズムの極意を解説「日本語の1人称は3連リズムにハマりやすい」 - Real Sound|リアルサウンド

 

■『ハイサイおじさん』でお分かり頂けるだろうか、シャッフルビートがまさしく踊らにゃソンソンを地で行くノリやすいリズムであることを。丸山さんがノリノリで踊って下さること請け合いだろう。シャッフルに乗ってはしゃぐ関ジャニ∞が拝みたい! 因みに、直下に貼ってある動画はアメリカのインスト・バンドのライブ映像で、シャッフルビートを基調とした曲をプレイしている。このライブがマジで凄いのだ。プレイヤーのテクニックもさることながら、グルーヴが、グルーヴが! 8分間があっという間に過ぎ去ってしまうほどテンションが上がる! 特に3分20秒が好き。アクの強い曲にでも耐えられる色物アイドル、それが関ジャニ∞だ、たぶん。

 

■この段落は余談なので読み飛ばしていただいて構わない。テーマから大きく逸れるが、個人的にBattlesはハードミニマル時代の方が好きだった。変にメロディアスでない方が人力ミニマルをより楽しめたというか……。そういや彼らが来日する時は決まって私が引越しをする日だった。おかげで一度も生で観たことがない。


Battles [ B EP ] - SZ2 - YouTube

 

 

で、オチは?

■以上、私の妄想を関ジャニ∞に押し付ける簡単なお仕事でした。妄想を気が済むまで書き散らしたら、早速反省したい衝動に駆られますね。真夜中に書いたラブレターは何とやら、を体感しました。

 

■というか、彼らは既にファンク曲を歌っている上に、私が知らないだけでシャッフルビートの曲もリリース済みのような気がしてならない。まあとにかく、私がスタッフの一員であれば「演歌でデビューした色物アイドルに際物ソングを歌わせないでどうする!」と訴えているだろう。『ズッコケ男道』以降は際物ソングに該当するシングルはないように思われるが(『ズッコケ男道』以前はタイトルからして癖が強い、強すぎる)、私のカップリング曲の予備知識はゼロ。シングルも集めたい気持ちこそ芽生えるものの、『がむしゃら行進曲』を含めて31枚もあるのかと思うと気が遠くなりそうだ。iTunes StoreAmazon MP3で気軽に買わせてくれないジャニーズ帝国が憎い。

 

 

*1:超特急、DISH//Da-iCE等、ジャニーズ外の男性アイドルの台頭には驚かされる。週刊文春でもメリーさんが大暴れした現在、男性アイドルも戦国時代に突入する布石と思うと興奮を禁じ得ない。日本芸能界におけるエポックとなろう。蛇足ですが、Da-iCEの独特な振り付けがめっちゃ好きです。

*2:逆を言えば、ソフィスティケイトされたどころか泥臭さを完全に失ったブラック・ミュージックを関ジャニ∞に押し付けるのは無理があると考えている。広末涼子MajiでKoiする5秒前』やHey! Say! JUMP『Magic Power』など、当時のソウルというかモータウン・サウンドを意識して作られた楽曲は数あれど、土臭さや泥臭さが存在しないそれはもう超王道アイドルソングだ。泥臭くないファンクを見事体現したプリンスもいるが、プリンスばりの能力を関ジャニ∞に求めるのも酷であろう。